日記

ジャニーズWESTを知ったその日から 愛の奴隷になりました

経費は落とすもの、沼は落ちるもの

20200102-0104

 お正月に実家で夜ふかししていて、何の気なしに見始めた『これは経費で落ちません』。再放送を見ることが出来て本当に良かった。とっても素晴らしいドラマだったから!

森若さんの勤め人としての背中がかっこよくて、経理部の皆さんが愛おしくて……。NHKオンデマンドにも登録して、好きな回を繰り返し見た。

 

  特に印象に残っているのが、なぜ経費として計上せず自腹を切ってはいけないのかを説くシーンと、森若さんが生ハムを食べるシーン。

前者は、自分自身も少額だとつい面倒で自腹を切ってしまうことがあるので身につまされたし、後者に関しては、撮影の差し入れとして用意された高級生ハムを食べた森若さんが、すごく柔軟なジャッジをしてくれるのにグッときた。

現場の人間にとって大切だと思うものを、経理部さんに理解してもらうのって難しいこともある。でもそれは経理部が頭固いんじゃなくて、こちらのプレゼン不足というか、そもそもプレゼンする前に諦めてることもあるんじゃないかなと気付かされたのだ。うさぎを追いかけがちな森若さんのように、現場に自ら来て納得してくれる経理さんはいないしな。

 

阿部真央のエンディングテーマも心地よい。


サビを聴くと元気でポップなトラックに、彼女のパワフルキュートな声が乗った元気の出る歌!という印象だが、全体としてはそうではなくて。

ドラマが終わりかけると、面白かったな~という気持ちと、ああ今日も終わるんだ……というわずかな喪失感が訪れる。そこにイントロのギターの音色が聴こえると、夜の心細さにそっと寄り添ってくれるような気がして、胸がきゅうっとなるのだ。

歌詞を見れば確実に応援歌なんだけど、がんばれ!負けるな!っていう応援の仕方じゃなくて、うんうんそうだよね、わかるー!ムカつくよな!って話を聞いてくれる友達みたいな、そんな曲。それでいてハッとさせらる歌詞もあったりして、大好きな歌になった。それは例えば、

 

ずるい奴は許せない
それで良いじゃん。分かるよ
本当の声隠さないで
どうしたいの?あなたはさ

 

というところとか。私はずるい奴になっていないか?森若さんを苦しめる側の人間になっていないか?と、自分を省みる機会も与えてくれるのだ。

何度も言うが、総合的に素晴らしいドラマだった。本放送を見ていなかったことを後悔した。

 

そして、山田太陽

森若さんに猛烈アタックをかける年下後輩社員。

 

私こういう好青年わんこ系元気スマイル男子って、全然好きじゃなかったんです今まで……。歳とったのかな……。

とにかく良かった。脳がビリビリした。半袖のワイシャツも、スーツにリュックなところも、ぎこちない抱き寄せ方も、顔かっこいいのにどこか普通にいそうなところも(いないんだけどな)、たまに甘い滑舌も、なんかもうキリがないけどすべてがよかった。

重岡大毅さん。「ごめんね青春」で見た海老沢くんも可愛くて、お芝居の感じも好きだし好印象だったので、存在は覚えていた。関ジャニの弟分的な、ジャニーズWESTの子。ちなみに家族がジャニオタなもんで、たまに少年倶楽部とか見ていたから、なんとなく桐山くんと中間くんは知ってたんだけど……重岡くんのことは知らなくて、名前も覚えられなかったから、ずっと海老沢くんと呼んでいた。すまんな。

歌番組で「ええじゃないか~!」と歌う姿を見て、まさかセンターとは知らず驚いたものだ。それくらいのレベルだったのに。何かがおかしい。自分が怖い。