日記

ジャニーズWESTを知ったその日から 愛の奴隷になりました

独女にゃ刺激が強すぎる♪ パパジャニ探検隊!パパジャニ探検隊!

宇宙を駆けるよだか』を発見後、我々はさらにジャニーズWESTの奥地へと進んだ。そこに出現したのがParavi湿地にある、パパジャニWEST沼である。


(きれいな沼だな。塩素の匂いがしそう!ウホッ)



「パパジャニ」という単語は記憶の彼方に存在していた。しかしその「ジャニ」「ジャニ」ーズ事務所のどの「ジャニ」なのか調べることもなく、それ以上の興味をそそられることもなかった。そうか、ジャニーズWEST「ジャニ」だったか…。


私はかつて放送されていたまごまご嵐*1なる、嵐が色んなお家に出向いて1日孫になるという企画を大変好んでいたのだが、まごまご嵐は後にお子さんと一緒に留守番をするコーナーに変化して行ったと記憶している。*2

あ~、あれ系のやつね。と見る前から見たような気になっていた。今思うと本当に浅はかで恥ずかしい。


パパジャニWESTは今まであったようでなかった、新たな魅力に溢れた番組だったからである。(まごまご嵐がめちゃくちゃ素晴らしかったのは言うまでもない!また見たいよォ)



そもそもParaviは有料配信サービスなので、登録に一瞬の躊躇いはあった。俺は、アマプラ川もNetflix草原も開拓済みで、時と場合によってはHulu丘陵にも切り込むような人間だ。(ビッグダディ)


『これは経費で落ちません』にハマったことにより今月は既にNHKオンデマンド樹海にも突っ込んでんだぞ!という声が聞こえなかったわけではない。U-NEXT河岸段丘だけに絞ったほうが経済的では?という迷いも常につきまとう。そうよ私は現代人。だがそのたびに、うるせー!海外コンテンツもたくさん見たいんだよ!と周囲の声(幻聴)を一蹴してきた経緯がある。


これ以上探索範囲を広げたらパンクする…。(実はWOWOW地層の研究にも日夜取り組んでいる。結果、何ひとつ追いきれていないのは明白である!)そんな恐れも感じていた。


しかし、年末に再放送を一気見し、お正月のスペシャルも堪能した「義母と娘のブルース」のParavi限定映像も見られるということが背中を押してくれた。さすがドラマのTBSである。良質なエンターテインメントを摂取したいという欲望には抗えない!


(ぎぼむすはいいぞ)


そして一行は、遂にパパジャニWESTに着手する。




結論から申し上げよう。





#1の時点でほぼ瀕死の状態に陥った。



お子さんを預かる前の序章の段階で、である。





ちなみに初回の段階での私のジャニーズWEST知識はこんな感じ。



重岡大毅:海老沢くん。山田太陽。火賀。

桐山照史:B.A.D.。ギラギラガツガツした関西ジュニアという印象。あさが来たに出てた!今はヒルナンデスの人。

中間淳太:B.A.D.。育ちが良さそうでおっとりしたイメージ。今はヒルナンデスの人。自分と生年月日が同じ。

神山くん:シロちゃん。派手髪のイメージ。よだかを見る前は名前も顔もよく知らなかった。

???ミポリンと不倫してたのを少し見かけた!卒業バカメンタリーはトリプルファイヤー吉田*3目当てに少し見てた。

???鈴木保奈美菊池桃子のドラマに出てた!ジャニーズって知らなかった!卒業バカメンタリーは以下略。麒麟の田村に似ているなぁ。

小瀧くん?プリンシパルの映画に出てた。あと山田涼介とか、相葉くんのドラマとかに出てた背の高い子。若いし今っぽさもちろんあるけど、顔に昭和のスターみも感じる。


という感じで大変失礼ながら知らなすぎたし、情報に偏りがあった。

B.A.D.だけなぜ知っていたかというと、家族にジャニーズファンがいて、自分が高校生くらいのころはザ・少年倶楽部がしょっちゅう流れているような家庭だったためだ。関西ジュニアの顔といった感じで目立っていたし(しかも後にわかることだが、当時はまだ桐山・濵田・中間・神山までしか入所していなかった)、特に中間淳太は誕生日が同じ有名人として認識していたので印象が強かった。*4


しかし大学に入り一人暮らしを始めると途端にジャニーズ情報が入ってこなくなったので、B.A.D.の2人が「ごくせん」に出ていたことすら知らなかった。そういうレベルなので、ジャニーズWEST全体としては、「ええじゃないかの人たち」という認識であった。えろうすんまへん!



と こ ろ が


#1 を見ただけで、心を鷲掴みにされてしまったのだ。


一番好きだったのが、めいめいにハウススタジオ内で遊び出すメンバーに対し、中間が「集まろうや」と提案した際に、重岡・藤井・濵田・小瀧が揃って「「「「なんで????」」」」と放ったシーン。

恐らく見え方を気にし、カメラアングル的にメインの場所となる白いソファ周りに全員を集め、その後の段取りがしやすくなるようにと気を遣った中間。

しかしその理由が本当にさっぱりわからんといった感じで、疑問を投げかけるメンバー。

テレビ的な回しを担おうとする姿勢も素晴らしい。しかし全員が全員、制作側の意図を汲もうとしすぎても、おもしろい番組にはならない。視聴者は演者の「素」もしくは「限りなく素に近いところ」が大好物だからだ。

そしてそのぶつかりを収拾したのが桐山だ。中間に向かって「しゃべりたいならしゃべりたいって言って!」と強めに出たのだ。その強さに若干ひるみつつも「しゃべりたい」と伝える中間。それを受け「話したいんだって~」と他メンバーに声がけする桐山。すると素直にぞろぞろ集まってくるメンバー。


なんなのこの人たち…???????


段取りよく進めたいという裏の思惑には、知ってか知らずか全く反応を示さない。しかし「みんなでおしゃべりしたい」という純粋な要望にはすぐ応えるメンバー。そして、それを見越していたのか、無意識なのか、中間から素直な言葉を引き出した桐山。呆気にとられる私…。


私の中の野沢雅子が「オラわくわくすっぞ!」と言い放ったのは言うまでもない。


恥ずかしながらWEST爆ハマり後に立ち上げたツイッター垢にもそのことを記していたようだ…。






それともう一つ。私は気づいてしまった。

年齢やキャリアに差があるグループなのに、全員タメ口呼び捨てで話すメンバーたち。


の中で…


一番付き合いが深いであろう中間を「淳太くん」と呼ぶ、桐山の存在に。

その呼び方に気づいた瞬間、私のハートはチュクチュクしてしまった…。


二人の関係性とか、どんな性格なのか、まだ何も知らない。でも匂う…匂うぞ…この二人はきっとなんかある…。

この匂いの元を突き止めなくてはならない!
我々は果敢にも、さらに奥地へと歩を進めたのである。

*1:2005~2007年までフジテレビで『バニラ気分!』枠の後半にて放送されていたバラエティ番組である。まだ嵐旋風が巻き起こる前だったので長時間に及ぶロケが可能だったのだろうと思う。嵐にそんな時期があったなんて太古の昔って感じがするよな。でも本当にあったのじゃよ…。

*2:嵐の突撃こどもの晩ゴハンというタイトルだったらしい。まごまご嵐 - Wikipedia

*3:トリプルファイヤー - Wikipediaというバンドのボーカル。特別天然記念物に指定されている(諸説あり)。タモリ倶楽部によく出ている。

*4:10月21日生まれの有名人としてテッパンなのは、渡辺謙五月みどり蛭子能収である。ちなみに前日の10月20日は、ふみきゅんことA.B.C-Z 河合郁人氏が誕生している。

サブスクを駆ける三十代

  「これは経費で落ちません」から、重岡大毅さんのことが頭から離れなかった。

だからついついネットで色々調べてしまって。そしたら、山田太陽役には多部未華子先生の推薦があり、それはあるドラマを見たのがきっかけだなんて嘘みたいなことが書いてあるじゃないか。これは俄然気になる。確かめなきゃ。そう思って 件の『宇宙を駆けるよだか』を見始めた。

 

 

結果、若い子向けっぽいからどうかな……?楽しめるかな……?なんて二の足を踏んでた己をぶん殴りてーほどにのめり込んだ。清原果耶、富田望生という、これからの日本映画界を背負って立つであろう2人のお芝居がバチバチにハマっていたのはもちろんなのだが、途中からは正直、私は彼しか見ていなかった。

 

火賀俊平

 

うっっ、名前を見るだけで胸がチュクチュクしちゃうぜ……。

 

死ぬほど寄り添ってくれる親近感MAX太郎なのにあんなに眩しい好青年ってなんなん?また太陽役なの?太陽系?太陽の申し子?太陽にそんなに近づかれたら溶けてまうよ?イカロスの羽根は蝋で固めてるんだからね(?)

 

はー、あんな子に人生肯定されたら、誰でも100まで生きるわ。それくらいエネルギーと愛に溢れてる。あと今まで笑顔が素敵だからという視点で誰かを好きになったことがなかったのに、気づいたら花丸笑顔って言葉はお前のためにあるんだよ、って画面に向かって語りかけてた。そしてたたみかける関西弁。幼なじみ設定のあゆみもシロちゃんも標準語なのになんで?ねぇなんで?謎設定に矛盾を感じつつも、出てくる言葉はありがとう、サンクスモニカ、感謝カンゲキ雨嵐!

 

モニカ

モニカ

  • 吉川晃司
  • ロック
  • ¥255

 

感謝カンゲキ雨嵐

感謝カンゲキ雨嵐

  • J-Pop
  • ¥255

 

 

そういえば重岡さんのフリートークを見たことないから初めて関西弁を話しているところを見たんだけど、めちゃくちゃ生き生きしているのね。というか「これは経費~」でたまに感じてた覚束なさはこれか!芝居じゃなくて標準語のせいだったのか……それはそれで魅力になってたけど。

 

とにもかくにも、さすがは多部先生。確かな審美眼を信じて見てよかった。それによくぞ山田太陽にご推薦くださった……。

 

そんな「宇宙を駆けるよだか」の主題歌は、ジャニーズWESTの『アカツキ』。一聴するとオートチューンを使ったダンスナンバー。だけどメロディは切なく、普遍的な美しさを持つ曲だと思った。一見浮世離れした世界観なのに人間の生々しい部分をつついてくる、このドラマにうってつけな楽曲なのかもしれない。ちゃんとフルで聴きたいな~!そう無邪気に思っていた私の前に立ちはだかるのは……天下のジャニーズ事務所

 

そうだった、ここの方々、基本的にサブスクどころかダウンロード販売もしてないんだった…しかもよくよく調べたら、この曲カップリングなのかよ!

 

スタートダッシュ!  (初回盤B) (CD+DVD)

スタートダッシュ! (初回盤B) (CD+DVD)

 

 

在庫ある!よかったー!と思ったけど、明らかに高くない…?!新品て書いてあるのになんで…?中古なの?プレミア価格なの…?でもそうか、今回はAmazonで売ってたからよかったけど、初回盤は売り切れてることもあるよね。理論上はね。今後は一曲聞きたいがために、中古で買わざるを得ない事態に陥るのかも…なんでだよ…正しく金を落とさせてくれよ…。でも早く聴きたいから即購入。

 

最近は、ファンクラブに入るほど好きな某バンド(平均年齢54歳)のCDくらしか買っていなくて、あとはすべてサブスクに頼りきりの生活だったもんで、すごく新鮮だった。アイドルのCDとなると、小学生以来のことかもしれない。たぶんKinKi Kidsのフラワーあたり。

 

CDを手に入れてから、アカツキだけ何度も何度も、エンドレスリピートで聴いた。

 

ジャニーズWESTの曲、もっと聴きたいかも……。でもどこからCDを買うべきなのかわからない。シングル1枚買ったとはいえ、CDを買うということにまだハードルを感じていた。

 

経費は落とすもの、沼は落ちるもの

20200102-0104

 お正月に実家で夜ふかししていて、何の気なしに見始めた『これは経費で落ちません』。再放送を見ることが出来て本当に良かった。とっても素晴らしいドラマだったから!

森若さんの勤め人としての背中がかっこよくて、経理部の皆さんが愛おしくて……。NHKオンデマンドにも登録して、好きな回を繰り返し見た。

 

  特に印象に残っているのが、なぜ経費として計上せず自腹を切ってはいけないのかを説くシーンと、森若さんが生ハムを食べるシーン。

前者は、自分自身も少額だとつい面倒で自腹を切ってしまうことがあるので身につまされたし、後者に関しては、撮影の差し入れとして用意された高級生ハムを食べた森若さんが、すごく柔軟なジャッジをしてくれるのにグッときた。

現場の人間にとって大切だと思うものを、経理部さんに理解してもらうのって難しいこともある。でもそれは経理部が頭固いんじゃなくて、こちらのプレゼン不足というか、そもそもプレゼンする前に諦めてることもあるんじゃないかなと気付かされたのだ。うさぎを追いかけがちな森若さんのように、現場に自ら来て納得してくれる経理さんはいないしな。

 

阿部真央のエンディングテーマも心地よい。


サビを聴くと元気でポップなトラックに、彼女のパワフルキュートな声が乗った元気の出る歌!という印象だが、全体としてはそうではなくて。

ドラマが終わりかけると、面白かったな~という気持ちと、ああ今日も終わるんだ……というわずかな喪失感が訪れる。そこにイントロのギターの音色が聴こえると、夜の心細さにそっと寄り添ってくれるような気がして、胸がきゅうっとなるのだ。

歌詞を見れば確実に応援歌なんだけど、がんばれ!負けるな!っていう応援の仕方じゃなくて、うんうんそうだよね、わかるー!ムカつくよな!って話を聞いてくれる友達みたいな、そんな曲。それでいてハッとさせらる歌詞もあったりして、大好きな歌になった。それは例えば、

 

ずるい奴は許せない
それで良いじゃん。分かるよ
本当の声隠さないで
どうしたいの?あなたはさ

 

というところとか。私はずるい奴になっていないか?森若さんを苦しめる側の人間になっていないか?と、自分を省みる機会も与えてくれるのだ。

何度も言うが、総合的に素晴らしいドラマだった。本放送を見ていなかったことを後悔した。

 

そして、山田太陽

森若さんに猛烈アタックをかける年下後輩社員。

 

私こういう好青年わんこ系元気スマイル男子って、全然好きじゃなかったんです今まで……。歳とったのかな……。

とにかく良かった。脳がビリビリした。半袖のワイシャツも、スーツにリュックなところも、ぎこちない抱き寄せ方も、顔かっこいいのにどこか普通にいそうなところも(いないんだけどな)、たまに甘い滑舌も、なんかもうキリがないけどすべてがよかった。

重岡大毅さん。「ごめんね青春」で見た海老沢くんも可愛くて、お芝居の感じも好きだし好印象だったので、存在は覚えていた。関ジャニの弟分的な、ジャニーズWESTの子。ちなみに家族がジャニオタなもんで、たまに少年倶楽部とか見ていたから、なんとなく桐山くんと中間くんは知ってたんだけど……重岡くんのことは知らなくて、名前も覚えられなかったから、ずっと海老沢くんと呼んでいた。すまんな。

歌番組で「ええじゃないか~!」と歌う姿を見て、まさかセンターとは知らず驚いたものだ。それくらいのレベルだったのに。何かがおかしい。自分が怖い。